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統合セキュリティGenetec日本へ!VMS監視カメラのグローバルリーダー

2023年8月6日

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悩む人

最近、日本に上陸した統合セキュリティ会社"Genetec"ってどんな会社なの?どんな事業をやっているか教えてほしい!

 

この記事は上記の悩みに答えます。

 

 

統合セキュリティシステムGenetec(ゼネテック)は、日本でいうSECOM(セコム)のような会社です。

海外の空港や都市、大型駐車場や公共施設に以下の最新鋭のセキュリティシステムを導入しています。

  • IP監視カメラシステム
  • IP入退室管理システム
  • ナンバープレート認証

 

セキュリティ会社はわかるけど、どんなサービスかイメージが湧かないわね...笑

 

管理人

初耳だと、どんなものか想像できないよね。

この記事では、わかりやすく"Genetec"社の最新セキュリティシステムを紹介するので安心してね!

 

 

 

 

"Genetec(ゼネテック)"はカナダに拠点がある統合セキュリティ会社

カナダにある"Genetec"本社

セキュリティセンターのGenetecは1997年に設立され、カナダのモントリオールに拠点を持つ統合セキュリティ会社です。

統合セキュリティとは、いくつもの複雑なセキュリティシステムを1つにまとめたインターフェース(接続装置)をいいます。

 

バラバラだったセキュリティシステムを1つにまとめて運用できるのが統合セキュリティってことね。

1つのデバイスで全部できた方が、効率はよいもんね!

 

"Genetec"は世界80の国に販売代理店や導入サポート企業を持ち、統合型セキュリティプラットフォームのサービスを拡大してきました。

ビデオ監視ソフトウェア(VMS※1)の領域では、Omdia※2の調べでGenetecは市場の3倍の速度で成長しているリーディングカンパニーと位置づけられています。

 

管理人

Genetecは、グローバル市場におけるビデオ監視ソフトウェアのリーダー!世界進出してるのも、うなずけるね!

 

次章では、Genetecの主力商品"Security Center"(統合型セキュリティプラットフォーム)とは、何ぞや?をひも解いていきます。

 

※1.VMS(Video Management Software)とは監視カメラの映像を録画、管理、閲覧するためのソフトウェアを指します。
※2.監視カメラの分析、管理において世界的なテクノロジー調査・企業顧問グループ。

 

Genetecが提供する"Security Center"とは

全デバイスに同じ画面からアクセスできるSecurity Centerシステム

Genetecが提供するのは"Security Center"と呼ばれる統合型セキュリティプラットフォーム。

統合型セキュリティプラットフォームとは、どんな製品なのでしょうか。

 

"Security Center(統合型セキュリティプラットフォーム)"は、以下3つのセキュリティシステムを一括で運用できます。

  • IPビデオ監視システム"Omnicast"
  • IP入退室管理システム
  • ナンバープレート認識

では順番に見ていきましょう。

 

IPビデオ監視システム"Omnicast"

GenetecのIPビデオ監視システム"omnicast"

IPビデオ監視システム"Omnicast"は、一つのデバイスですべての監視カメラの操作をスムーズに管理できます。

これまで監視システムが異なる場合は、別々のデバイスで操作をしなければなりませんでした。

その操作を1つのデバイスに統合することで、オペレーターの負荷を最小限に留められます。

 

管理人

"Omnicast"の導入事例は、次章で金浦国際空港の例をとりあげて解説するよ!

 

IP入退室管理システム"Synergis"

GenetecのIP入退室管理システム"Synergis"

GenetecのIP入退室管理システム"Synergis"は、建物全体から特定の場所のみなど、エリアを指定して入退室管理ができます

"Synergis"の仕組みは、ICカードを使ったカーゲートシステム。

研究室・実験ルームなど特別エリアへの入退室から、大きな建物の集中管理まで自由にシステムを運用可能です。

入退室の管理がよりシンプルになり、セキュリティ強化が見込めます。

 

管理人

"Synergis"の導入事例は、次章でイギリスのハル大学の例をとりあげて解説するよ!

 

ナンバープレート認識"AutoVu"

Genetecのナンバープレート認識"AutoVu"

Genetecのナンバープレート認識"AutoVu"は、最新鋭の分析機能を使って車両情報を特定します。車両情報は、走行速度の予測、車両タイプの分類、色を検知可能です。

ナンバープレートから目的の車両を見つけて、駐車を取り締まったり、事故加害者の証拠としてビデオに残せます。

ナンバープレート認識は、Genetec社の高解像度のビデオ監視カメラだからこそできるセキュリティサービスです。

 

管理人

"AutoVu"の導入事例は、次章でパース市(オーストラリア)の都市型駐車場の例をとりあげて解説するよ!

 

 

Genetec(ゼネテック)の導入事例

では、Genetecの"Security Center"導入事例を見ていきましょう。

日本に上陸したばかりなので、事例はすべて海外地域のものになります。

 

金浦国際空港(韓国)駐車場のVMS(監視カメラ)を一新

ソウルへの玄関口である金浦国際空港

韓国ソウルにある金浦国際空港(キンポ国際空港)です。金浦国際空港を利用する旅客人は年間で175万人に及びます。

 

管理人

この空港では、2010年にGenetecのSecurty Centerを導入しているよ!

 

導入以前は、金浦国際空港の監視セキュリティは低画質のアナログカメラで、ビデオ画像の再生・保存が厳しい状態でした。

結果として多くの車両盗難被害が相次いで起こっていましたが、犯人の特定は不可能。

週末などの旅客が増える時期は、駐車場で軽度の接触事故も起こりやすいですが、加害者の特定は既存のシステムでほぼできなかったようです。

 

金浦国際空港は、アナログの監視カメラから高解像度のデジタル監視カメラに総入れ替えし、Omnicast(IPビデオ監視システム)を導入しました。

Omnicast導入後、車両接触事故や空港での窃盗事件に対して、具体的な証拠映像を提示できるようになったとの報告があります。

>>金浦国際空港の導入事例レポートはこちら

 

ハル大学(イギリス)の入退室管理システム"Synergis"

イギリスで14番目に古い歴史のハル大学

イギリスのハル大学は、1927年に創設されたイングランド東海岸の由緒ある大学です。

大学キャンパスは、125エーカー(約50万㎡)で東京ドームと同じくらいの広さがあります。

30以上の建物が大学キャンパス内にあり、普段は教室や図書館、スポーツ施設や寮へ行ったり来たりする学生でにぎわいます。

 

管理人

ハル大学は、最初にGenetecのOmnicast(ビデオ監視システム)を導入。その後、入退室管理システム"Synergis"を採用しているよ!

 

現在、統合セキュリティプラットフォームで、中央制御室から 317 枚のドアと 225 台のビデオカメラを監視しています。

 

"Synergis"では学期ごとに8000人の学生へ通行用のICカードを発行。キャンパス内を安全・自由に歩き回ることが可能です。

また、寮に入るのにはICカードは不要で、携帯電話でドアロックを解除できるようになっています。

 

管理人

ハル大学ICT学部のGary Moore氏は「職員、学生、来訪ゲスト全員が危険にあわず、大学が提供するものを安全に楽しむことができている」と述べているよ!

 

>>ハル大学の導入事例レポートはこちら

 

パース市(オーストラリア)の都市型駐車場をナンバープレート認識でチケットレスに

西オーストラリアの首都パース市

西オーストラリア州の首都であるパース市の人口は2,1000人ほど。人口は決して多くはないですが、ビジネス商圏の中心エリアであり、12万人を超えるビジネスマンが毎朝通勤している街です。

パース市には11,000台の収容数がある都市型駐車場が34ヵ所あり、ほとんどが月極駐車場ではなく臨時駐車場です。

 

管理人

パース市はそれまでのチケット式駐車場に課題を感じており、Genetecのナンバープレート認識を導入したチケットレス駐車場を計画しました!

 

チケット式の駐車場では、出入口の遮断機を上げるため、入庫は平均15秒、出庫はそれ以上の時間がかかっていました。

出入口でアイドリングする車のCO2削減、チケットにかかる費用をなくすべく、Genetecのナンバープレート認識を導入したのです。

 

ナンバープレート認識"AutoVu"を導入後、入出庫するクルマのナンバープレートは読み取られ、自動で遮断機が上がるようになりました。

チケットレス駐車場は「顧客満足度を向上させ、チケット代にかかる費用を大きく削減できた」とマネージャーのパトリック・アバネシーはレポートで報告しています。

 

駐車場の入出庫が上手くいかないと、後ろの車に迷惑かけるしストレスが溜まる・・・。

ナンバープレート認識で、すぐに出られるのは快適だわね・・・

 

>>パース市の導入事例レポートはこちら

 

 

まとめ

この記事では、カナダトロント発の統合セキュリティ会社"Genetec(ゼネテック)"を紹介しました。

今後は、日本の空港、公共施設、大型ビルや商業テナントに導入されるのを見かける機会があるかもしれません。

Genetecの統合セキュリティが、人々の生活の安全性と快適性をさらなる高いレベルに押し上げることが期待されます。

 

 

 

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Kouto(こうと)

元モバイル販売ストアマネージャー(8年) | 現在は月間100万PVを超える通信メディアのSEOディレクターとして独立 | 兼ブロガー | モバイルの営業活動や顧客サポートに従事した経験を活かし、より多くの人々のスマホライフの支えになりたいと考える | 2022年9月20日、新しいモバイルのプラットフォーム『Appli Hacks』を立ち上げ | 暮らしに役立つスマホアプリ、通信サービスを取り扱う。

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