近頃はセルフスタンドのサービスステーションが多く、普段、車にのられる方は給油から精算まで一人でやらざるえない場合が多いです。
車にのるのは好きだけど、給油は苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ENEOSサービスステーションで利用できるEneKeyは自動車の給油にかかる時間を短縮してくれる非常に優れた決済ツールです。
今回はそのEneKeyのスマホ版「モバイルEneKey」が使えるENEOS SSアプリでいつもの給油作業をもっと楽に時短でやる方法を解説します。
この記事でわかること
- ENEOSサービスステーションでのお支払いを短縮する方法
- モバイルEneKeyの特徴とメリット
- ENEOS SSアプリの使い方
ENEOS サービスステーションアプリ
ENEOS Corporation無料posted withアプリーチ
ライター紹介
Kouto(こうと)
App Path 管理人
<目次>
そもそもEneKeyとは何?
EneKeyとはENEOSで使えるクイック決済ツール
「モバイルEneKey」の前にそもそも「EneKey」とはなにかを、かんたんに説明します。
「EneKey」とはENEOSサービスステーションのお支払い時に利用できるクイック決済ツールです。
(画像引用:ENEOS公式)
ENEOSでガソリン給油の際に、お支払いにかかる時間を短縮してくれる製品で、使い方は店頭にあるリーダーにEneKeyをタッチするだけです。
タッチすると予めEneKeyに連携していたクレジットカードから決済できるという仕組み。
こちらが私が持っている実際の製品。
薄いスティック状のもので、車のカギなどと一緒にキーホルダーに付けることができます。
入会金や年会費も無料で特別な審査もなく、クレジットカードもお手元のものを利用可能です。
新規発行は最寄りのENEOSサービスステーションになります。
ENEOS SSアプリはサービスステーションで使えるクイック決済アプリ
モバイルEneKeyは上記EneKeyのスマホ版で、「ENEOS SSアプリ」をダウンロードすることにより利用可能です。
従来のEneKeyに比べて決済時間がさらに短縮されるよ!
また新規発行やクレジットカード登録、支払い履歴の確認までアプリで一貫して出来る様になっています。
アプリの登録や利用料はこれまで通り無料です。
スマホへの無料インストールは下記のAppStore、GooglePlay公式から可能です。
ENEOS サービスステーションアプリ
ENEOS Corporation無料posted withアプリーチ
●アプリ名:ENEOS サービスステーションアプリ
●アプリ作者:ENEOS Corporation
●対応OS:iOS/Android
●料金:無料
ENEOS SSアプリのの特徴とメリット
ENEOS SSアプリで使える!「モバイルEneKey」の特徴
今までの給油方法との違い
(画像引用:ENEOS公式)
今までの給油方法はすべてENEOSサービスステーションにあるタッチパネルで操作する必要がありました。
①油種の選択
②給油量の選択
③お支払い方法の選択
④精算機でのお支払い
上記の①~④をそれぞれタッチパネルで行うので時間がかかります。
一連の流れをスマホ一つで出来るようにしたのが「ENEOS SS」アプリです。
モバイルEneKeyの支払い方法
(画像引用:ENEOS公式)
タッチパネルの操作は最低でも1分以上かかりますが、モバイルEneKeyは最短10秒ですべての設定が可能。
油種・給油量の選択、お支払い方法の選択を予め済ませておけば、あとは現地で支払うのみです。
従来の物理型EneKeyは専用のリーダーにタッチして支払いました。
それに対して、モバイルEneKeyは専用のQRコードを読み込ませるだけで決済が可能です。
ENEOS SSアプリのメリット3つ
ENEOS SSアプリのメリットは決済を素早く終わらせるだけじゃありません。
利用には以下の3つ、メリットがあります。
スピーディーな給油を可能にする「いつもの給油」
「いつもの給油」で給油の種類と量を設定でき、ワンタッチで状況に合わせた給油方法を決めれることができます。
最大5件まで登録できるので、自動車やバイクを複数台所持している方にも便利です。
利用履歴が確認できる
ENEOS SSアプリを利用すると、以下の内容が履歴として確認できます。
・給油日
・給油店舗
・給油の種類と量
・支払い金額
・平均単価
・利用回数
あとでガソリン代にかかった金額を確認するのに便利です。
1Lが5円以上割引されるアプリ限定クーポンがある
ENEOS SSアプリにはアプリでのみ発行できる割引クーポンがあります。
ガソリン代、洗車代ををアプリからクーポン設定して、実際の料金を割引することができます。
ENEOSのサービスステーションによっては5円/L~割引される店舗もあります。
モバイルEneKeyと従来のEneKeyを比較
モバイルEnekeyと従来のEnekeyを比較してみましょう。
発行方法 | 給油方法 | お支払い方法 | 精算方法 | 上限金額/回 | 製品の特徴 | ポイントカード※の紐づけ | |
モバイルEneKey | スマホアプリ | アプリでワンタッチ操作 | モバイルEneKeyに登録済みの クレジットカード |
QRコードを専用機にかざす | 14,999円 | アプリで完結 | アプリ内 |
EneKey | ENEOSサービスステーション | ENEOSサービスステーションの タッチパネル操作 |
EneKeyに登録済みの クレジットカード |
専用リーダーにタッチ | 14,999円 | 小さな製品で 紛失しやすい |
店頭受付 |
サービスステーション での通常決済 |
- | ENEOSサービスステーションの タッチパネル操作 |
現金/クレジットカード/電子マネー | ENEOSのタッチパネル操作 | - | - | - |
※ポイントカードはTポイント、楽天ポイント、dポイントが利用できます
モバイルEneKeyは従来EneKeyのデメリットを解決した?
従来のEneKeyが抱える注意点
従来のEneKeyは注意点として、下記のようなものが上げられました。
- 小さな製品で紛失しやすい
- 精算まではタッチパネルの操作が必要
- EneKeyのクレカ登録手続きは窓口に行く必要がある
- 1日の利用上限がある
- 法人カードは利用できない
- 家族とは共有できない
- ENEOSのフルサービス・セルフサービスステーションのみ利用できる
- お支払いは登録したクレジットカードのみ
今までのデメリットを解決した点
小さな製品で紛失しやすいというのは、スマホアプリになって解決。
またアプリですべて燃料の種類や量、お支払い金額を設定できるのでタッチパネルの操作は最初の一回でOK!
今までと変わらない点
EneKeyのお支払いにクレジットカードを登録するのは最寄りのENEOSサービスステーションのみの受付です。
法人カードが登録できないのと、家族と共有できないのは同様です。
利用場所もENEOSのフルサービス・セルフサービスステーションのみに限られます。
利用上限金額は従来EneKeyと同様の14,999円/回まで。
またお支払いは登録したクレジットカード限定なので、現金払いや電子マネー払いは利用できません。
モバイルEneKeyのデメリット
モバイルEnekeyが従来のEneKeyと比較してデメリットを挙げる点はほぼありません。
強いていうとスマホの充電が切れていたり、電波が入らないと利用できないところ。
良くも悪くもスマホありきなので、その点は注意が必要です。
ENEOS SSアプリを実際に使ってみる
ENEOS SSアプリのインストール
まだアプリをインストールしていない方は下記から「ENEOS SS」のアプリをDL。
利用は無料なのでご安心ください。
ENEOS サービスステーションアプリ
ENEOS Corporation無料posted withアプリーチ
ENEOS SSアプリの会員登録を行う
ENEOS SSアプリの機能を使うにはまず、会員登録(無料)を行う必要があります。
初めての方は「新規アカウントを作成」ボタンから、「メールアドレス」を入力。
「メールアドレスの認証」が済んだら、「パスワード」を入力。
SSコード入力欄が出てきますが、ここは「スキップして登録を完了する」でOK!登録完了の画面になるので「次へ」を押してトップ画面に移ります。
この時点で「いつもの給油設定」やクーポンの利用は可能になります。モバイルEneKeyの設定はまだ完了していないので、使えません。
モバイルEneKeyの登録を行う(EneKeyを持っている方)
まずは現在、EneKeyを持っている方のモバイルEneKey登録方法です。
まずはスマホのアカウントタブから「モバイルEneKey設定」を押します。
会員規約を読み、「会員規約に同意して発行する」をタップ。
EneKeyの番号、クレジットカード下8桁、カナ名、生年月日を入力して「次へ」を押すと紐づけが完了です。
※EneKeyの番号はEneKey背面に記載があります。
モバイルEneKeyの申込を行う(EneKeyを持っていない方)
EneKeyがない方はモバイルEneKeyの申込はENEOSサービスステーションのみ受付です。
愛車で最寄りのENEOSにスマホとクレジットカードを持って行きましょう。
最寄りのENEOSサービスステーションに着いたらスタッフさんに声掛けしましょう。「モバイルEneKeyの申し込みをしたい!」と言えば伝わります。
まずはスマホのアカウントタブから「モバイルEneKey設定」を押します。
会員規約を読み、「会員規約に同意して発行する」をタップ。
「EneKeyを持っていない方はこちら」をタップ。
バーコード読み取りになるのでカメラを起動します。
スタッフさんが提示してくれるENEOSのレシートについているバーコードをスマホで読み取ります。
モバイルEneKey発行に必要な情報を入力していきます。電話番号まで入力したら、「次へ」をタップ。
「発行する」を押して、モバイルEneKeyの発行が完了します。
ENEOS SSアプリを使って給油してみる
「いつもの給油設定」で油種・給油量・金額を設定
まずは「いつもの給油設定」をします。
最初だけ設定をしておけば、次回からはQRコードを読み込むだけで終わるので楽ちんです。
※「いつもの給油設定」は5パターンまで登録しておけます
アプリ真ん中下の給油タブから「いつもの給油設定」をタップ。
給油した油種・給油量・給油額を決めて「OK」を押します。
クーポン設定を行う
事前にクーポンを設定しておくと、安く給油が可能です。
ENEOS SSアプリのクーポンタブの「クーポン対応店舗を探す」をタップ。
MAP上に近くのクーポン対応のENEOSが出てきます。
行きたいENEOSを選択して、「フォロー」を押します。
クーポンが「設定中」になったら準備完了です。
サービスステーションの給油機械にENEOS SSアプリのQRコードを読み込む
続いてENEOSサービスステーション給油エリアにあるタッチパネルを操作します。
右下の「ENEOS SSアプリ」を押します。
ENEOS SSアプリに表示されているQRコードを機械のかざす場所に読み取らせます。
先ほどアプリで設定した給油の登録内容が出てきます。
クーポン適用中の場合は画面下部に「アプリクーポン入力済」と表示されます。問題なければ「確定」を押します。
給油する
では給油のスタートです。
画面の指示に従って給油ノズルを取って給油を開始します。
給油中...
決済はQRをタッチした時点で済んでいるのでこれで終了です。
次回からは今回行った初期設定はないので、QRを読み取るだけで給油を開始できます。
あっという間ですね^^
まとめ
今回はENEOSのサービスステーションの給油時間を大幅に短縮するENEOS SSアプリを紹介しました。
モバイルEneKey以外にスマホアプリのENEOS SSアプリでは様々なことができたので、下記にまとめます。
ENEOS SSアプリで出来ること
- モバイルEneKeyの決済
- 「いつもの給油設定」でQRを読み込ませるだけで給油開始
- 毎月のお支払い履歴を確認できる(給油量、給油金額、平均単価など)
- 近くのENEOSを探してクーポン適用できるか確認できる
- ポイントカードの連携ができる
従来のEneKeyがスマホアプリで出来るようになった以外に、ENEOSサービスステーションで使える沢山の便利機能が利用できます。
気になった方はぜひ上記からインストールしてみてください。
ENEOS サービスステーションアプリ
ENEOS Corporation無料posted withアプリーチ