広告 eSIM/プリペイドWiFi 海外旅行向けのeSIM

eSIMの海外旅行時の切り替え方法・タイミングを動画・イラスト付きで解説

2024年3月13日

当サイトは広告を掲載しており、広告収益で運営されています。

海外旅行用のeSIM切り替え方法は? タイミングはいつ?_fv

日本でeSIMの認知度も高まり、海外旅行用のeSIMサービスが人気になってきています。

この記事をご覧のあなたも海外旅行でeSIMの利用を検討しているか、もしくはすでにeSIMデータプランを購入しているのではないでしょうか。

今回は海外旅行でeSIMを使う際の切り替え方法と注意点を解説します!

 

App PathのYouTubeチャンネルである『App Chan TV』でも動画でeSIM切り替えの流れ・タイミングを詳しく解説しています。映像で確認したい方はご視聴ください!

↑海外eSIMの切り替えタイミングが動画ですぐわかる!

 

この記事では、eSIMが初めての方もいると思うので、まずはeSIMの簡単な紹介とメリットをお伝えします。すぐにでも、eSIMの切り替え方法・切り替えタイミングを知りたい方は以下のボタンから説明箇所へスクロール可能です。

 

 

ライター紹介

プロフ画像

Kouto(こうと)

App Path 管理人

  • 元モバイル販売店マネージャー
  • スマホ、光回線...通信系の営業8年
  • 海外16ヵ国を旅したバックパッカー
  • 放浪中に使ったeSIMの魅力を発信
  •  

 

eSIMとは埋め込み型のSIM

eSIMとは埋め込み型のSIM

eSIM(embedded SIM)は埋め込み型のSIMの意味です。

埋め込み型のSIMとは、それまでのスマホに挿しこんでいた物理型(小さいカード型)のSIMではなく、通信に必要な情報をデジタル化したSIMのこと。

つまり、eSIMはSIMに挿しこむ必要がなく、eSIM自体はスマホ内部に利用者自身がインストール(アクティベート)して使われます。

 

利用にはeSIM対応のスマホが必要

eSIM対応スマホ

eSIMでスマホをインターネット接続するには、お手持ちのスマホがeSIM対応であることを確認しておきましょう

また、SIMロック解除済みのスマホ(SIMフリー)になっていることが前提です。

SIMロック解除済みのスマホ

SIMロックとは日本の通信キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク)が仕掛けた他の会社のSIM(eSIM含む)を使えなくさせる制限。SIMロック解除済みのスマホはSIMフリースマホと呼ばれ、2021年10月1日以降の発売機種であれば、どの通信キャリアのスマホもSIMロック解除されている。それ以前に発売された機種は通信キャリアでのSIMロック解除手続きが必要。

自分のスマホがeSIM対応かどうか確認する場合は下記の方法で確認できます。

 

iPhoneがeSIM対応かどうか確認する方法

iPhone_eSIM確認方法
設定アプリから「一般」「情報」「EID」というeSIM識別番号32桁の記載があればeSIM対応のiPhoneです。

アメリカのiPhone15はすでにeSIM専用となっており、SIMスロットはありません。今後、日本で発売されるiPhoneもすべてeSIM対応になる可能性は高いです。

また、中国版のiPhoneは全てのiPhoneシリーズでeSIM非対応となっています。

 

AndroidがeSIM対応かどうか確認する方法

Android_eSIM確認方法
上記はPixel 6aでの確認方法です。「デバイス情報」「SIMのステータス」「EID」というeSIM識別番号32桁の記載があればeSIM対応のスマホです。

 

海外旅行用eSIMのメリット

eSIMメリット

海外旅行でeSIMを使うメリットは主に3点あります。ここで紹介するeSIMメリットは、レンタルWiFiや物理型のSIMカードと比べてeSIMに優位性があるものです。

eSIMのメリット

  • 開通までの時間が短い
  • 荷物にならず紛失の心配がない
  • 複数のeSIMを切り替えて利用できる

順番に解説していきます。

 

開通までの時間が短い

海外旅行用のeSIMサービスはWebサイトや専用アプリを利用した申し込み方法です。人と出会わず、完全非対面で購入から設定まで一人で完了できます。

そのため、レンタルWi-FiやSIMの窓口を探す時間・手続きにかかる時間を短縮できるため、開通までの時間が短いのが特徴です。

eSIMの購入から開通までにかかる時間は最短5分~10分程になります。

 

荷物にならず紛失の心配がない

eSIMはスマホ内部にインストールされるため、SIMカードのように挿し替えが不要です。

レンタルWi-Fiと違って荷物にもならず、紛失の心配がありません。

 

複数のeSIMを切り替えて利用できる

eSIMは日本で使うSIMカードをそのままにして利用でき、メモリが許す限り、追加できるeSIMの数に制限はありません。

複数の国のeSIMをあらかじめ購入してインストールしておけば、国から国へ移動するときもeSIMの切り替えをするだけでインターネット接続できます

何か国も移動するときに、いちいち現地に着いてSIMを購入する必要なしです。

 

海外旅行でのeSIM切り替え方法

この章では、海外旅行で日本と現地の空港でおこなうeSIMの切り替え方法を解説しましょう。

まずは、eSIM切り替え時の流れを理解できるように、イラスト付きで切り替えのタイミングをわかりやすく紹介します。

 

海外用eSIMへの切り替えタイミング

eSIMの切り替えタイミング

海外旅行用eSIMの切り替えタイミングは、以下の流れでおこないます。

eSIMの切り替えタイミング

  1. 【日本にいるとき】購入した海外旅行用のeSIMのインストール(アクティベート)
  2. 【日本の空港】スマホを機内モード、日本のSIMのモバイルデータをオフ
  3. 【現地】海外旅行用eSIMのモバイルデータをON(必要であればデータローミングもON)

上記を順番に解説しましょう。

 

STEP1 | 日本でeSIMをインストール(アクティベート)

まずは日本で購入した海外旅行用のeSIMをインストール(アクティベート)します。eSIMのインストール方法は大きく分けて下記の3種類。

メリット デメリット
QRコードでインストール インストールが早い
iOS17以降のiPhoneなら1台で可能
iOS16以前のiPhone、AndroidだとQRコードを別のスマホで表示されるか、予め印刷しておく必要がある
アクティベーションコードでインストール 全てのスマホ1台で可能 コードのコピペなどがやや面倒
アプリから直接インストール インストールが早い 特定のeSIMサービス(Airalo、ソラコムモバイル等)しか対応していない

各インストール方法は、各サービスの解説記事・公式サイトや専用アプリのチュートリアルを参考にしてください。必ず、eSIMのインストールは安定したインターネット環境(Wi-Fi接続)で実施しましょう。

ここではQRコードを利用したeSIMのインストール方法を以下で紹介します。

 

スマホ2台でQRコードを使ってインストールする | iOS16以前のiPhone

スマホ2台でQRコードを使ってインストールする | iOS16以前のiPhone

設定から「モバイル通信」を選択。「eSIMを追加」をタップ。

 

QRコードを使用からQRコードをスキャン。

 

eSIMのQRコード読み込み

他のデバイスで映したQRコードをお手持ちのスマホでスキャンします。

 

アクティベート設定完了
アクティベートが終了すると「モバイル通信設定完了」になります。

 

スマホ1台でQRコードを使ってインストールする | iOS17以降のiPhone

スマホ1台でQRコードを使ってインストールする | iOS17以降のiPhone

iPhone(iOS17以降)の設定方法です。1台のiPhoneでQRが読み取り可能になりました。

 

iPhoneの設定アプリに移り、モバイル通信からeSIMを追加を選択。

 

QRコードを使用から写真を開くをタップ。

 

アルバムから予めスクショしたQRコードを選択し、スキャンします。

 

アクティベート設定完了
アクティベートが終了すると「モバイル通信設定完了」になります。

 

STEP2 | 飛行機の中では機内モードをON・日本用SIMをモバイルデータOFF

日本の空港から飛行機で旅立つときにスマホを機内モードにします。これは電子機器を機内に持ち込むための法律第164条で定められた条件です。

機内モードは以下の手順でおこないます。

機内モード
設定アプリから「機内モード」のスイッチをONにしましょう。(上記はiPhoneの画面ですが、Androidでもほぼ同様の作業です)

 

次に海外に着いたときに日本のモバイルデータ(データローミング)をOFFにします。データローミングがONになっていると、海外で高額な国際ローミング料金が発生するため、現地に到着する前に必ずやっておきましょう。

モバイルデータのOFFは下記の手順でおこないます。

 

iPhoneでモバイルデータをオフにする方法

モバイルデータをOFF_iPhone
設定から「モバイル通信」→国内用回線の「この回線をオン」をオフ、「データローミング」もオフにする

 

Androidでモバイルデータをオフにする方法

設定から「ネットワークとインターネット」「SIM」に移動する。
モバイルデータをOFF_Android2
「SIMを使用」をオフにする。

 

STEP3 | 現地の空港に着いてモバイルデータをONにする

現地の空港に着いたら、海外旅行用のeSIMでインターネットに接続します。以下の手順でeSIMのモバイルデータをオンにしましょう。

 

iPhoneでeSIMのモバイルデータをオンにする方法

eSIMモバイルデータ切り替え_iPhone
「モバイル通信」→「海外用のeSIM」を選択→「この回線をオンにする」をオン

 

AndroidでeSIMのモバイルデータをオンにする方法

eSIMモバイルデータ切り替え_Android1
「ネットワークとインターネット」→「SIM」を選択→「海外用eSIM」を選ぶ(今回はHolafly)
eSIMモバイルデータ切り替え_Android2
「SIMを使用」にチェックを入れてモバイルデータがオンになっていることを確認します。

 

eSIMのデータプラン次第ではデータローミングをオンにする

また、eSIMのデータプランを購入時に「データローミングをONにする」という記載が申込ページの注意書きやバウチャー(購入後に送られるeSIMのQRコードがついたメール)にあれば、データローミングをONにする必要があります。

以下の手順でデータローミングをONにしましょう。

 

iPhoneでeSIMのデータローミングをオンにする方法

データローミングをON_iPhone
eSIMのモバイルデータをONにした設定画面で「データローミング」をONにする

 

AndroidでeSIMのデータローミングをオンにする方法

データローミングをON_Android
eSIMのモバイルデータをONにした設定画面で「ローミング」をONにする

 

APN設定が必要な場合もある

eSIMデータプランによってはAPN設定が自動だったり、手動で設定が必要な場合もあります。APN設定が手動で必要な場合はプラン購入時の注意事項やバウチャー記載があるため、購入時に要確認しましょう。APN設定の詳細は各eSIMサービスの公式サイトをご確認ください。

※APN設定...スマホをインターネットに接続するために必要な初期設定

 

よくある質問

海外用eSIMの切り替えについて、よくある質問をまとめました。記事を見ても不明な点がある・インターネットに接続できない方はご覧ください。

よくある質問

  • 海外用eSIMのモバイルデータを日本でオンにしてしまったら?
  • この通信事業者からのモバイル通信プランは追加できません
  • このeSIMは追加できません(このコードはもう有効ではありません)
  • APN設定はどうすればよい?

 

海外用eSIMのモバイルデータを日本でオンにしてしまったら?

eSIMのデータプランが日本対象の周遊プランではない場合、日本で海外用eSIMのモバイルデータをオンにしてしまったとしても問題ありません。

念のため、海外に着くまでの日本にいる間は、海外用eSIMのモバイルデータをオフにしておきましょう。

 

この通信事業者からのモバイル通信プランは追加できません

「この通信事業者からのモバイル通信プランは追加できません」のメッセージは利用中の機種がSIMロックされている可能性があります。

スマホを購入した通信キャリアに確認して、SIMロックがかかっていたらSIMロック解除の手続きをしましょう。

 

このeSIMは追加できません(このコードはもう有効ではありません)

このeSIMは追加できません(このコードはもう有効ではありません)と出たら、既にそのeSIMコードはアクティベート済みになっています。

eSIMのQRコードは一度しか利用できません。下記の3点の可能性があるのでチェックしてみましょう。

コードが有効ではないと出た場合

  • eSIMのモバイル設定を確認して、同QRコードでアクティベートしたeSIMプランがないか
  • 一度、eSIMのQRコードを使ってアクティベート開始しキャンセルした
  • 別の機種で同じeSIMのデータプラン利用している

上記の点を確認しても解決しない場合は、購入したeSIM販売事業者へ問い合わせましょう。

 

APN設定が間違っている可能性がある場合はどうすればよい?

APN設定は各eSIM販売事業者・渡航地域によって異なります。

APN設定が間違っている可能性がある場合は、各eSIM販売事業者のヘルプページを確認しましょう。下記にURLを紹介しておきます。

◆各eSIM販売サービスのAPN設定確認URL

・トリファ:フレッシュデスク

・Airalo:ヘルプページ

・Holafly:FAQ

 

まとめ

この記事ではeSIMの切り替え方法を解説しました。

ぜひ、日本と海外でのeSIM切り替え方法とタイミングを覚えて、海外旅行でインターネットを快適に利用しましょう

海外旅行で人気のeSIMサービスは下記の記事でも詳しく解説しています。渡航国・渡航期間・利用ギガから、あなたに合ったeSIMを選びましょう!

こちらもCHECK

海外旅行におすすめのeSIMを比較
海外旅行におすすめ!プリペイドeSIMアプリ10選の評判を調査して比較解説

海外用eSIMは最短15分程で開通できる速さと、スマホ設定だけで利用できる手ごろさがあります。現地の通信事業者のデータ通信をそのまま使えるため、レンタルWi-Fiよりも速度が速いのも特徴。 海外旅行は ...

続きを見る

 

各eSIMサービスの紹介記事

airaloの紹介記事

こちらもCHECK

Airaloは海外旅行のメジャーeSIM!評判から対応機種・使い方まで解説!

Airalo(エラロ)は海外200ヵ国に対応する、世界で最もメジャーな海外渡航用eSIMアプリ。 Airaloのアプリを使えば、スマホを現地のデータローミングを使ってスマホをかんたんにインターネットに ...

続きを見る

 

trifaの紹介記事

こちらもCHECK

eSIMアプリのトリファの評判・口コミを徹底解説!
【海外用eSIM】trifa(トリファ)の評判と口コミは?料金や使い方も解説

"trifa(トリファ)"は海外旅行中に、渡航国でモバイル通信が使えるeSIMアプリ。 アプリ内で好きな量のモバイルデータを購入し、195の国と地域でインターネットが利用可能です。   当サ ...

続きを見る

 

Holaflyの紹介記事

こちらもCHECK

HolaflyのeSIMを使ってみた!評判・口コミや体験を元に徹底解説

Holafly(オラフライ)は世界180ヵ国に対応する海外旅行向けのプリペイドeSIM。180ヵ国のうち、120以上の地域で無制限のデータプランを提供しているのが魅力。 24時間の日本語(自動翻訳)チ ...

続きを見る

 

Ubigiの紹介記事

こちらもCHECK

日本含む190ヵ国対応eSIM"Ubigi"の評判は?料金と使い方も解説

悩む人 海外旅行にeSIM検討しているけど、Ubigiってぶっちゃけどうなの?   この記事は、上記の疑問に答えます。   この記事でわかること Ubigiの特徴 Ubigiのメリ ...

続きを見る

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Kouto

元モバイル販売ストアマネージャー(8年) | 現在は月間100万PVを超える通信メディアのSEOディレクターとして独立 | 兼ブロガー | モバイルの営業活動や顧客サポートに従事した経験を活かし、より多くの人々のスマホライフの支えになりたいと考える | 2022年9月20日、新しいモバイルのプラットフォーム『App Path』を立ち上げ | 暮らしに役立つスマホアプリ、通信サービスを取り扱う。

-eSIM/プリペイドWiFi, 海外旅行向けのeSIM